構造見学会
まだちょっと体がだるいのですが、やっと風邪も治ったみたいです。
夏風邪は無茶苦茶しんどいです。
体の節々がまだ少し痛みます。
明日から2日間、東石井で構造見学会を行います。
構造なので見に来てくれる方は少ないと思うのですが、私共が1番見ていただきたいのはこの時です。
土台や大引、火打ち土台、1階の床下は全て桧を使っています。
これは腐りにくいこともありますが、ある程度堅さもあるからです。
桧の芯持ち材を使えば、住宅金融公庫を使っても白蟻駆除はしなくてもよい事になっています。
今はキソパッキンを使い全周換気を行い、床下は防湿シートを敷いた上にコンクリートを打っているので昔と比べて格段に白蟻は来なくなったとは思うのですが、やはり土台は桧や栗といった堅い木が良いと思うのです。
最近でもスケア(米ツガ)を使っている建物を時々見かけますが、スケアはちょっと柔らかいのでどうかなという気はします。
柱が家全体の重みで土台にくい込んでしまうのではないかと思うのです。
昔は柱のほぞを長ほぞにして基礎まで届くようにしていました。
これは土台にくい込むのを防ぐ知恵だったのではないかと思います。
その他にも見て欲しい所はたくさんあります。
自然乾燥で乾かした梁や一回り大きい梁・桁等、見所はたくさんあります。
又、構造計算をしているのでホールダウン金物等の数も違います。
後、この家は外断熱工法です。
そういう部分も含め、基本に忠実に建てている構造をぜひ見に来てください。