世間に貢献

 昨日は少し時間があったので、会社という事をゆっくり考えてみました。
 私共の会社がどういう風にすれば世間に貢献できるのか。
 又、どういう風にすれば今よりも利益を出し、従業員の人たちに喜んでいただけるのか。
 考えれば考えるほど課題は山積みされているように思います。
 私自身、会社を興して21年目になりますが、一緒に働いている従業員の人たちに何が出来たのか、又、世間に何が貢献できたのかという事を考えさせられます。
 お昼の時間にテレビを見ていると、ビーズで作ったバッグを販売する会社の女性社長が出ていました。
 73歳という年齢なのにすごく若さを感じました。
 話を聞いていても、1つの信念を持ってやっているというのがわかります。
 この方の教訓は、好きこそ物の上手なれということでしたが、1mmくらいのビーズを6万個近く使ってバッグを作るという事は、気が遠くなるような作業だと感じました。
 何でもそうですが、1つのことをやり遂げている人はすごいという思いがします。
 話は住宅にもどりますが、昨日銀行の方から、銀行の住宅ローンも50年ローンができるようになるかもしれないという話を聞きました。
 私が住宅業界に関わったときは最長25年でした。
 それだけ家を建てる世代が若くなったのかもしれません。
 しかし、私達が見ていてこの家が本当に50年持つのかなという家はまだまだたくさんあります。
 当然、50年間手入れもなしというわけにはいきませんが、ローン返済の途中で住めなくなるような家ではだめです。
 昨今、非常に安いだけの住宅がもてはやされているように思うのですが、建てられた方は本当に満足して住んでいるのでしょうか。
 私共の貢献の1つには、私共で家を建てて住んでいただいている方が、住んでいる間
喜んでいただける事もあるのかなと思っています。
 衣・食・住、人間の大切な物の中の一番高額なものを扱わせていただいている者の責任だと思います。