昨日昼から県の林業課の人が日野君の製材工場を見に来ました。
その時に乾燥の話と葉がらしの話をしているのを聞いていたのですが
新月伐採といって新月の日に切るのが一番良いという話をしているのを
聞きました。
又檜の葉がらしは難しいという話をしているのを聞いていて
乾燥というのは難しいんだなあと感じました。
その後加工場に行って自然乾燥と人工乾燥の出来上がりの色合いを
見せてもらったのですが色合いが全然違います。

葉がらしをした自然乾燥の木は少しピンクがかって非常にきれいです。
人工乾燥をした木は檜は色が抜けたように白っぽくなり
杉は黒ずんでいます。
これだけ脂分が違うんだということが一目瞭然でわかります。
日野君のおじさんが山だしは40年やっているけど葉がらしは今回が初めてで
木を切る時にどういう風に寝かせたらいいかとかまだわからないことだらけだと言っていました。
但し葉がらしの方が木のためには絶対良いという事も言っていました。
我々木造の在来工法を建てる業者にとっては材木の良し悪しというのは
一番大事な部分になってきます。
又私共の会社の従業員にも山で葉がらしをしているところを一緒に見に行き
どれだけ木にこだわっているかも理解してもらいお客様に伝えて欲しいと考えています。
今度建てるモデルハウスは総て自然乾燥で葉がらしをした木です。
ご覧いただければ違いがすぐわかると思いますのでぜひ一度見ていただけますようお願いいたします。