今日は東予と松山で二軒の上棟をしています。
昨日からきはじめた実習生の人には今日は松山の上棟の現場に行ってもらおうと思っています。
建築の世界で生きていくなら設計をするにも営業をするにも現場を覚えるのが一番だと私は考えています。
現場が分かっていれば営業をしても説得力が違います。
少し回り道かもしれませんが私は若いときに現場の勉強をしてほしいとおもいます。
現場で働くことの大変さを知り又現場の職人さんたちの気持ちが分かりそれを設計や営業に生かして欲しいと思います。
話は変わりますがゴールデンウイークにモデルハウスで営業の人と話していたのですが何かというと健康住宅という事についてです。
私は今の自然素材の住宅に取り組み始めて十年がたちますが一度も健康住宅という名目で宣伝をしたことは有りません。
私の考えでは家が人を健康にするということは難しいと思っています。
確かに私共で建てていただいたお客様の中には子供のアトピーが治ったとか血圧が下がったと言って下さった方は
何人かいらっしゃいます。これが家が原因かどうかということは私には分かりませんが一つだけ言えることは
木の家は熟睡できるということを皆様おっしゃってくださいます。
人間にとって一番大事な眠れるということが一番良いのではないかとおもっています。
私は健康住宅という宣伝は人の弱い部分を付くようであまりしたくありません。
但し住んで病気になるような家は絶対に造りたくありません。
これからもいろいろな事を勉強して安心して住める家造りを目指して生きたいと思いますので宜しくお願いします。