先日、坪単価の事を少し書きましたが今日はもう少しわかりやすく説明いたします。

坪単価の事を分かっていただくための絶対必要なのが「モジュール」です。
モジュールと言うと分からない方が多いと思いますが、簡単に言うと本間サイズ、団地サイズ、と言えばなるほどと、理解していただけると思います。
そしてモジュールとは木造住宅では柱の芯から柱の芯までの寸法です、大きく分けて、910、950、メーターモジュールと言う3種類に別けられるのが一般的です。

一般の方はメーターモジュールが広いからこれが絶対に良いと思っていますし、メーターモジュールで販売するメーカーの営業マンも、「私のところはメーターモジュールで広いから良いですよ」という売り込み方をしてきます。

ここでひとつの事実です。 ローコスト系の住宅は全てメーターモジュールです。
これはなぜかと言うと、同じ間取りで坪数が増える! ということなんです。

例えば、910モジュールで30坪の家をメータモジュールに変えると約36坪になりますが、木材はメーター単位で販売しているので材木代金はほとんど変わりませんし、玄関ドアは1つで窓の数も部屋のドアの数も変わりません。
そして一番お金の掛かる流し台やお風呂、トイレ等の数も変わりません、そ
うなれば坪数が大きくなる大きくなる方が坪単価は安くなるのはおわかりになると思います。

このように、坪単価と言う表現はあくまでも目安で、使う木材やグレードのよっても、全く変わってきます。
みなさんも、坪単価だけで、この家は安い、あの家は高いという決め付けはしない方が良いと思います。