先日青葉台のモデルハウスに行って、私が留守番をしてい
たところ、お客様が見えられて、構造の事とか色々ご質問を
され、それに答えていた所、断熱の話になりました。
 青葉台もモデルハウスは2階の天井が無い。 というか全
ての部屋が屋根の勾配のなりになっていて、水平な天井はほ
とんど有りません。
 それでいて、1階と2階の温度差が殆ど無いのです。
 お客様は、「天井の断熱はしてないのですか?」と聞かれ
ます。
 私共の断熱の仕方は外断熱工法で、屋根に板を敷き詰めた
上に高質のポリエチレンフォームを敷いています。
 そしてその上から瓦を葺いています。
 私の考えとして2階の断熱の仕方は天井面では無く、屋根
の面で熱を止めてやるのが正解だと思っています。
 壁面も外断熱です。
外断熱の方が良いのか、内断熱のが良いのか正解は無いと私
は思っていますが。
 コストは少し掛かりますが外断熱の方が、間違いなく切れ
目の無い、断熱が出来ます。
 今、世間一般ではグラスウールと言う、綿状の断熱材を使
うのが主流で、約90%はそうでないかと思います。
 グラスウールが悪いと言うのではないのですが、水を吸っ
たりすると、重みでずれ落ちたり、また、内断熱なので、柱
と柱の間に入ります。
 筋交いなど入っている所などは、きれいに充填出来にくく
作業が非常に難しくなります。
 そういう事を考えると、水を吸収しないポリエチレンフォ
ーム等を外から張って外断熱ににする方が、より断熱効果が
上がると思います。
 しかし、外断熱というのは、気をつけないと失敗もありま
す。
 次回はその失敗談をしてみたいと思います。