値引き

 昨日、ワールドカップで日本対オーストラリア戦を見ていました。
 後半30分を過ぎて1対0で勝っていたので、このまま勝てるのかと思ったのですが、最終的には1対3で負けてしまいました。
 もう終わるとぐったりして非常に残念でたまりません。
 世界の壁の厚さを本当に感じた一戦でした。
 話は変わりますが、今日は火曜日なので全員が集まり朝礼をしました。
 営業の人達と、いろいろな話しをしたのですが、その中でこんな話が有りました。
 それは、私共と他社で競合をしていたお客様の事です。
 私共は自然素材。競合先は一般的な建材。
 見積もりは、競合他社とほぼ同額。
 私共は、自然素材と言う事で優位と思っていました。
 ところが、他社は、最後に200万円程の値引きやサービスをするという事。
 私共は精一杯の見積もりです。
 とてもそんな額の値引きやサービスは出来ません。
 結局、他社で契約することになったそうです。 
 この話を聞いて、その会社の考えや見積もりはなんだったんだろうかと思います。
 家を建てられる方は、住宅も洋服も食品も全て一緒の考えで購入されるのだろうか、安いだけで選ぶのだろうかという気持がしてなりません。
 どうなのでしょうか。
 おそらくそういう選び方をする方は家はどこで建てても一緒だと考えているんだと思います。
 しかし、実際は全く違います。
 会社の考え方です。
 契約を取る事だけを優先するのか、それとも家造りを優先し値引きをしてまで質を落とさない事を優先するのか。
 値引きをすればその分はどこかに必ずしわ寄せがきます。
 会社の利益を削ってまで値引きするという事は考えられません。
 どこかわかりにくい所で手を抜くというと御幣がありますが、質を落すしか出来ないのではないかと思います。
 私共、新日本建設では目先の契約ではなく(目先の契約が欲しいのも事実です)きちんとした家を造り、住んだ方からご紹介をいただけるような家造りを信念を持ってこらからもしていきます。
 私共の考え方を(理念)共有できるお客様の為に一生懸命がんばりますのでこれからもよろしくお願いします。