最近、現場見学会を続けて行いました。先週が古川南、昨日・一昨日が青葉台、今週末は今治です。
 青葉台は昨日が最終の見学会で、これでお施主様にお引渡しをします。
 青葉台の中には鉄塔が立っているので建築の際、お施主様が電磁波を気にしておられました。
 そこで私共の客でもある四国電力にお勤めのTさんに電話をして、電磁波を測定してもらえませんかという依頼をしました。
 Tさんは、気持よく引き受けてくださり、その日のうちに現地で測定をしていただきました。
 お施主様のH様にも立ち会っていただき、測定を行い全く問題ないということで、ここに建てていただいたのです。
 電磁波が体に悪いのではないかという事が最近よく言われるようになりました。 ドライヤーや電子レンジからは結構たくさんの電磁波が出ているようです。
 話は変わりますが、電磁波を測定していただいたT様ですがこの方は4年くらい前にコープえひめのモデルハウス第1号を見に来ていただき、私共で建てさせていただいた方です。
 非常に印象深い方でした。
 というのは、奥様が化学物質過敏症だったのです。
 家を建てようと思ってモデルハウスをたくさん見学に行ったらしいのですが、どのモデルハウスにいっても入って5分もしないうちに気分が悪くなり、中にいられんばくなったらしいのです。
 そこでコープえひめの情報誌を見て、私共のモデルハウスを見に来ていただいたのです。
 私共のモデルハウスでは長時間いても何とも無かったのでこの家にしようとすぐ決めてくれたそうです。
 打ち合わせをする時もすごく過敏な方なので、私共の事務所では気分が悪くなるようなので、常にモデルハウスで行っていた記憶があります。
 当時、私共の事務所も12年くらい前に建てたのでほとんど新建材とクロスで作っていました。
 当時から4年が過ぎ、私共も1年に1、2度T様のお宅をお邪魔しますが奥様も快適に暮らしていただいております。
 快適に暮らしていただき、お邪魔したときにご夫婦の笑顔を見るとこの仕事をやっていて本当に良かったなあと嬉しくなります。
 こういう事があるから私共も元気で一生懸命やれるんだと思います。