見えない所へのこだわり

 土曜日から3日間、道後平ニュータウンで見学会を行いました。
 道後平ニュータウン内に参画している約15社が協同でチラシを打ち期待していましたが、暑さのせいもありあまり来客はありませんでした。
 これくらい暑いと皆さん住宅を観にいこうという気に中々なれないのではないでしょうか。
 3日間で私共の家を見に来ていただいたお客様は20組くらいです。
 スタンプラリーをしていたので本当に家を考えている人は半数もいなかったと思います。
 月曜日にお客様が構造が見える現場が見たいと言われるので、ちょうど松前町で外張り断熱の断熱材を張り終わった現場があったのでご案内ををさせていただきました。
 私共で本当に見ていただきたいのは構造であり、又は断熱です。
 材木の大きさを他社と比較していただいたり、金物の結露防止の仕方や考え方、林業試験場で実験を行い強度の認定を受けた2階の床組、一般のグラスウールではなく外断熱のポリスチレンフォーム等いろいろと見ていただきたい所はたくさんあります。
 どれ1つとっても我々のこだわりがわかっていただけると思います。
 完成してしまえば中の内装しか見えません。
 基礎や構造の時点で見ていただいて、私共の基本的な考え方を分かっていただきたいのです。
 今年に入っても数ヶ所、構造的な部分をみんなで考え変えていった部分があります。
 1つは1階の床組の大引きをすべて大き目の3寸角に変えました。
 これで1階の床組はより強固になったと思います。
 もう1つは、屋根の垂木を大き目の2寸角に変えました。
 垂木を大きくすることで今以上に軒を出すことが可能になりました。
 このように良いと思われる事はかどや木材の日野君や私共の現場監督、設計と話し合い変更していくようにしています。
 かどや木材の日野君もお客様のコストに負担をかけないように何とかやってもらっています。
 まだまだ私共の家はこれからも進化していきます。
 良いと思うことは研究し、話し合いやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。