クレームと信頼

 先日、16年前に家を建てさせていただいた土居田町のお客様から電話があり、ドアノブとレンジフードの修理に行かせていただきました。
 本当にありがたいことだと思っております。
 このお客様は17年前に天山で建てさせていただいた3階建ての構造見学会に来ていただいたお客様です。
 当時は構造等で見学会をしてもほとんどお客様は来ていただけなかったのですが、この時も土曜・日曜で2組のお客様しか来ていただけなかったのを覚えています。
 ありがたい事にこの時来ていただいた2組のお客様には家を建てていただき、今でもお付き合いをさせていただいています。
 これは本当にありがたいと感謝しております。
 昨日は以前にブログに書いた外壁がずれていたお家に業者と手直しに行きました。
 外壁を外し、原因を見てみると木材の反りが少しあったのではないかと思われるのですが、外壁業者さんも自分の所の非を認めていただいて直していただくよになりました。
 住宅建設という仕事はクレーム産業という言われ方をされていますが、私はそうは思っておりません。
 確かに人間が1つ1つ手作業でする仕事ですので、少々の間違いが起きないとは限りませんが、それに早急にきちんと対応することでお客様との信頼関係は逆に生まれるのではないかと思っています。 
 当然、何もないのがベストだとは思いますが。
 建てた後も当然点検には行っておりますが、行かなくても何もないようにするのが本当のプロの仕事だと考えてはいるのですが、少々のことはあるのも事実です。
 まあいろいろな事があってもそれにきちんと対応することで信頼関係が出来るのかなあと考えています。
 これからも建てていただいたお客様とずっと信頼関係を保てるようにしていきたいという気持ちで仕事を続けたいと思っています。