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朝晩がめっきり涼しくなり、エアコンなしでも眠れるようになりました。
昨日は西条で上棟があったので、午後から現場に行ってきました。
この住宅は愛媛県産材を80%以上使用し、「えひめ産材住宅普及啓発事業」の申請を県に出している住宅です。
家も大きく、60坪を超えているので大工さんも10人ほど来てくれていたのですが、1日では屋根仕舞いが終わりませんでした。
屋根も厚さ33ミリのパイン材を張った上に、2重垂木で通気工法を取るので完全に屋根仕舞いが終わり、瓦が葺けるのは水曜日くらいになるのではないかと思っています。
私が午後から現場に行くと、営業の川元と現場監督の伊藤は当然いましたが、設計の中岡も来ていました。
やはり自分の書いた図面の収まりが気になっていたみたいです。
日曜日なので彼は休みだったのですが、西条まで見に来たという事は責任感の表れだと思い少しうれしくなりました。
みんながこういう風に少しでも勉強しようという気持ちを持って仕事をすれば私共の住宅ももっともっと良くなっていくのではないかと思っています。
かどや木材の日野君も来ていました。
彼は私共で建てていただいたすべてのお客様に、現在木の表札を進呈してくれています。
お客様にも大変喜ばれているようなので、これからもずっと続けていただけたらと考えています。
この住宅はお施主様のご厚意により、構造見学会と完成見学会をさせていただく予定です。
私共で見ていただきたいのは、自然素材で出来た仕上がりも当然なのですが、実際に見ていただきたいのは構造なのです。
梁や桁の大きさ、ホールダウン金物の本数、結露対策等見ていただきたい所はたくさんあります。
これらは出来上がってしまえばもう見ることは出来ません。
私は構造を見ればその会社の考え方が分かると思っています。
一般の家を建てられる方は、構造等どこの会社も一緒だろうと思っているのではないかと思われているのでしょうが、全く違います。
住み始めた時は同じかもしれませんが、5年後、10年後に間違いなくその差は分かってきます。
自然環境等を考えても、20年や25年で建替えなくてはならない家ではなく、子や孫の世代まで受け継がれる家造りをこれからは考えていくべきだと思います。
10月の半ばくらいには構造見学会を開催いたしますので、ぜひ見に来ていただけたらと思います。