メンテナンスが重要

 先日、強風でパラソルが当って破風板が割れた家の、修理代金が火災保険でおりる事になり、ベランダに足場を組みに行きました。
私共の伊藤が一緒に行ったのですが、ベランダにハシゴをかけて上がると排水口に落ち葉がたまっていました。
その所為で排水口が詰まり、ベランダがプール状になっていたそうです。
 落ち葉をのけると水は引いて足場を組む事はできたのですが、このお客様にその夜電話で状況を話したところ、ベランダはほとんど使っていないという事でした。
 ベランダの水が引くと、少しコケが生えていました。
 かなり前から水がたまっていたのでしょう。
 伊藤の話では、あと少しでベランダのはき出しサッシを越えてしまいそうな所までたまっていたようです。
 家を建てさせていただいた私共としては、家は大事に使って欲しいという気持ちがあります。
 今、私共で建てている家は大事に使っていただければ50年、100年必ずもちます。
 しかし手入れは必要です。
 白蟻であったり、雨漏りであったり、一番怖いのは湿気です。
 外壁も又、15年に一度程度は吹き付けもしなければなりません。
 早め早めに手入れをしていただければ、100年は必ずもつと信じています。
 このお施主様はご夫婦共働きで、中々家の事まで手が回らないとは思うのですが、建てさせてもらった私共としては大事にしてほしいという気持ちで一杯です。
 私共も建築後のアフターは必死で見ます。
 お客様にも家を大事に使っていただけたらと思います。