地震の怖さを知る

 先週大阪に行ったときに、2日目に神戸の防災センターに見学に行きました。
 そこでは、阪神淡路大震災の被災者の方がボランティアで当時の地震が起こったときの様子を語ってくれたりしました。
 話をしてくれるボランティアの方が10人ほどいて、皆さん被災のときの様子が違うので、語りも違うようです。
 その話を聞いたとき、当時の様子を写しているスライドを見せてもらってのですが、いろいろな所で朝5時47分に起きた地震の様子をカメラで撮っているのですが、これは本当にすさまじかったです。
 大きなビルが一瞬で崩れ落ちたり、高速道路の脚が折れたりしていく様子を撮影しているのですが、あの地震を被災した人達は本当に恐ろしかっただろうと感じました。
 安全であるはずの室内が安全ではなくなったときの怖さは並大抵の思いではないでしょう。
 あれから10年以上がたち、神戸の街も復活しましたが、あの時の事を忘れないようにという思いで作られた建物ですが、私共建築業に携わる者は一度は見に行くべき所だと感じました。
 地震の怖さを本当に知り、より安全な建物を建てていきたいと考えています。