最近、外材の価格が上昇しています。
 中国やインドなどの旺盛な需要等で世界的に原木の供給がひっ迫してきています。
 私共でも今年の冬の原木の仕入れがどうなるのかと、一抹の不安を残しています。
 外材の仕入れが難しくなるので、大手を始めとして国産材に目が向いている傾向にありますが、これは非常に良いことだと私は考えています。
 特に私達が住む愛媛県は全国でも有数の木材の産地であり、久万高原町を始めとする材木の町があります。
 地産地消という事も含め、地元の木を地元の家に使うということは本当に良い事であり、地元の林業も復活してくることと思います。
 一朝一夕に昔のように戻るという事はないのでしょうが、皆さんが地元の木を使うという事に目を向けてくだされば、少しずつ林業も回復してくると考えています。
 また、愛媛県では全国でもトップレベルの補助があります。
 県産材利子補給制度です。
 今の知事さんはこういう所にもすごく力を入れてくださる方なので、利子補給の額は全国でも上位にあると思います。
 去年から住宅性能評価制度を取らなくても、利子補給制度に適合できるよになり、50%以上県産材を使用すれば利子補給の対象になるようになりました。
 40万円近くのお金が戻ってきます。
 これは皆様にとっては非常にありがたいことではないでしょうか。
 これから家を建てられる皆様におかれましては、ぜひこういう制度を利用されて少しでも建築費の足しになればと思います。
 私共では建てさせていただく全ての家にこの制度が適合するように、県産材を50
%以上使用しています。
 皆様に少しでもお役に立てればと考えていますので、よろしくお願いします。