最近、外材の価格がすごく上がってきて、内地材が見直されてきています。
 これは地域にとって非常に良いことではないでしょうか。
 地域の林業家の方達も山の手入れが出来、次の世代に残せる植材が出来れば最高だと思っています。
 もちろん外材が悪いという事ではないのですが、日本に住む我々は国産材を使って家を建てるのが自然の姿だと考えています。
 我々が住む愛媛県という所は、西日本でも有数の林業県だと思います。
 杉や桧等、良い材木が豊富にあります。
 それにもかかわらず、最近では集成材で建てられる家が多くなりました。
 これは大手を始めとする住宅業者が集成材の方がムク材より強いというようなことを一般のお客様にアピールし、一般のお客様もそれを信じてしまうからだと考えています。
 私自身、一昔前は集成材が強いのかなという風に思っていたこともありましたが、実際に集成材で起こったいろいろな問題を見たり聞いたりして、今現在はやはりムク材が1番なんだと信じています。
 確かに、ムク材という物は割れ・すき・反りなどが起こります。
 しかし、これは木が生きている証です。
 本当のムク材の気持ち良さというものは、集成材では味わえません。
 私共のモデルハウスを例にとっても、来場されたお客様方の小さなお子様が床の上を走ったりしてすごく馴染んでくれます。
 これは人間が持つ本能だと思うのです。
 小さなお子様の方が素直に木の持っている温かみやぬくもり、心地よさを感じてくれているのではないでしょうか。
 これから梅雨に入ります。
 この時期にぜひ私共のモデルハウスに立ち寄っていただき、本物の自然素材の良さを感じ取っていただけたら幸いです。