今日は松山市祝谷で上棟をしています。
 昨日の夕方時点での降水確率は午前中70%だったので、今日は無理かなと思ったのですが、朝起きると降っていなかったのでほっとしています。
 この時期の上棟は天気予報を見ながらでも、朝にならないとわからないので、気がやきもきします。
 雨も降ってもらわなければならないのですが、やはり上棟の日には我々もお施主様もはれてほしいと思っています。
 昨日の雨で、13年前に伊予郡松前町で建てさせて頂いた方から、雨漏りがしているというお電話があり、午前中見に行ったのですが、2階の軒がかかっている下のサッシのレールの所から少し雨が漏れていました。
 その上は屋根があり、普通の地瓦なのでなぜ雨が漏れるのかわかりませんでした。
 そこで昼前に監督の田中ともう一度見に行き、天井裏にも入ったのですが、屋根の下地板はまったく濡れていないようなので2人で不思議に思い、べランダに脚立をかけて屋根瓦を見て原因を探していたのですが、1.5m程離れた所に捨て谷という所があり、そこにいろいろなゴミ等が詰まっているのを見つけ、それを取り除き、雀返しという鳥が巣を作らないようにするための物に付着していたゴミもきれいに取り除くと雨漏りが止まりました。
 これは鳥等がいろいろな物を運んできたりして、そこにたまって水が流れなければならないところを塞いだことで起こったと思われます。
 過去13年間、1度も雨漏りはなかったのですが、こういうこともあるんだなと思いました。
 軒から回った水だったので、部屋の中に入らずサッシから漏れたのでしょう。
 また1つ勉強をさせてもらいました。
 やはり家造りにとって経験というのはいるんだなあと思わせられました。
 この経験をこれからも家造りにいかしていこうと思います。